西アフリカの弦楽器
久しぶりの弦楽器、
元々ジェリ (西アフリカの世襲制音楽家・グリオ・語り部・歴史伝承者) が使うンゴニ (弦楽器) 。北アフリカから西アフリカにかけて、ほとんど同じような楽器があちこちにあって名前も色々、奏でる音楽も色々ですね。たまーたま昨晩、FMラジオで ”砂漠のブルース" と題した放送がありましたね。ちょうどこの辺りの音楽でした。ンゴニ大活躍です。この楽器の枯れた音色、微妙な音程感、確かにブルース的かもしれません。ギターから持ち替えてみては、いかが?
元々ドンソゴニ、という専ら狩人たちが使う楽器があり、弦がやや少なくてそして儀式音楽の楽器的な面が非常に色濃く、どうもフツーの人がちょっと弾いてみようかという物でもないようなんですね。カメレンゴニは一般的な音楽演奏に使いやすく改良された楽器です。弦の数やチューニングは色々なんですが、今回入荷しましたのは基本の8弦、一般的な5音階に調律してみました。ポロンポロンと弾いてみますとこれがまた、なんと何の抵抗もなく、す〜っと入ってくるんですね、耳に心に音が、心地よく。ユニバーサルな響きなんですね。心おもむくままにつまびくのも楽しく、そしてYouTubeで絶好のお手本的動画発見〜
弦楽器シリーズ、続きます。しばしお時間を。
『ムータラズ♡、善いです。何を?!、今更と言われてもねっ。。。コメント欄が違うジャーねー。明日、触りに行っていいですかーぁ。』DJELI N'GONI(裕)
投稿: 坂本ヒロヒト | 2012年2月17日 (金) 19:02